短期間で美しい歯並びにするための矯正方法
従来の歯列矯正とスピード矯正のいちばんの違いはなんと言っても治療に費やす期間です。
一般的に歯列矯正には長い期間が必要だとされていますが、従来の矯正を成人後に受ける場合には、子供の歯列矯正以上の期間がかかるため、それ相応の覚悟と根気が不可欠です。
就職や結婚など、人生の節目などを目指して歯列矯正をする場合には前もって治療に臨まれる場合が多いかと思いますが、治療を決意してから完了したい期限までに数ヶ月しかない場合には従来の矯正治療では間に合わなくなってしまいますし、そんなときにおすすめなのがスピード矯正です。
スピード矯正は従来のような矯正装置と並行して、「コルチコトミー」や「オステオトミー」と呼ばれる外科手術などを併用して行われます。歯を動かすために歯を削るのではなく、歯の基盤となる骨の部分を切ることによって歯を動かすため、無理のない短期間の治療を可能にします。
一度切られた骨は自然治癒力で丈夫になり、矯正後の後戻りも軽減されるそうです。手術と言っても、一般的なコルチコトミーの場合、親知らずを抜く程度の1,2時間の日帰り手術で、手術当日からふだん通りの食事も可能です。ただ、2,3日腫れは残ります。
私の場合は、先生がコルチコトミーをさらに進化させた改良型のオステオトミーというのをやってくださったので、手術は約30分で終わり、腫れも全くありませんでした。痛み止めのお薬すら飲まなかったんです。もっと大変なのを想像していた私には正直驚きでした。
従来の歯列矯正とは違って外科手術を要することもあって、矯正歯科と口腔外科、歯周外科、インプラント科のすべてにおいての知識、専門性の高い技術が必要となります。
そのため、日本国内でもコルチコトミー併用矯正を行えるのは一握りの医師に限られており、最近スピード矯正を始めたばかりの歯科医では十分なトレーニングが行われていない場合もありますので、実績のある歯科医をきちんと見極める目を持ちたいものです。